ロスアンゼルスで大学生向け講演。
いや、講演ってほど偉そうな感じじゃないな。
お話?レクチャー?プレゼン?トーク?そんな感じのやつ。
南カリフォルニアにある母校にお呼ばれされたので、文化人類学専攻の学部、大学院生に向けて、「社会科学で学んだ知識や経験をアカデミックなところ以外でどう活かすか」という話をして来ました。
社会科学をもっと学びたいが、学者や研究者になれなかった時、アカデミア以外での就職が不安、という学生がやはりたくさんいるので、自分の経験を交えて僕が普段思っていることを色々と話して来ました。45分の予定が90分を超えてしまい、傍聴していた奥さんに
「脱線しすぎ」
と怒られながらも、なんとかやり切って来ましたよ。
内容はまあこんな感じ。
学者になりたかった僕がなんで料理人になったか
レストラン人類学
料理人だった僕がなんでIT会社に就職したか
構造主義と脱構築とプロジェクトマネージャー
ソシュールと機械翻訳とAI
ITのこれからと文化人類学との親和性
楽しかった。
楽しんでもらえたら嬉しいな。
「あーそういえば昔こんなこと言ってるやついたな」と感じてくれるときがきたらいいな。